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【黄黒♀】Vanilla holic【高黒♀】


黄瀬+高尾×黒子♀の3Pになっています。結構がっつり致していますのでぬるい表現だと思うとショックを受けることになるかもしれません。
ご覧になった後での苦情は一切聞きませんのでご了承願います。
大丈夫な方はレッツスクロール。





















12月24日。クリスマスイブ。恋人達が最も盛り上がる時期である。

そんな日にテツナは恋人にふられた。
大学時代から交際を続けて4年。社会人になっても恋愛と仕事を両立させつつ頑張ってきたつもりではあったが、相手にとってはそうではなかったらしい。
テツナが大学卒業後就職したことに対して彼が院への進学を希望した時から多少のすれ違いは自覚していたが、それでも愛があれば大丈夫だと勝手に思っていた。――愛なんて既に消えかけていたというのに。
クリスマスイブの今日、テツナは定時で仕事を終え恋人との待ち合わせ場所に向かった。
普段は頓着しなかった身なりもクリスマスデートということで気合を入れた。いつもより化粧も濃く服装は恋人が好むフェミニンなワンピースと真っ白なファーのコート。初めてもらったボーナスで奮発したクリスマスプレゼントを持って電車に乗ること数十分、待ち合わせ場所に到着したのは約束した時間の30分前だった。
ライトアップされたツリーの下で約束の時間になるのを待つ。
その時まで確かにテツナは幸せだった。

だが、待ち合わせ時間を10分以上遅れてやってきた恋人は、何故だか別の女性を伴っていた。
派手なメイクと露出の高い服装が特徴的な、テツナより2〜3歳年上だと見える女性と親しげに腕を組んで現れたその姿は、テツナの知っている恋人とはまるで違っていた。
さっぱりとした黒髪の短髪を銀色に染め10代の若者が好むような服装に身を包んだ恋人は、良くて渋谷の若者。有名大学の研究員にはとてもじゃないが見えない。
あまりにも様変わりした恋人の姿に言葉もないテツナとは逆に、恋人はヘラリと今まで見たことがないような笑みを浮かべて近づいてきた。

「こいつ、俺の運命の相手」

そう言われた時の心境は言葉では言い表せない。同行した女性はテツナの恋人の腕にしなだれかかるように抱きつき仲の良さをテツナに見せつけていた。真冬だというのに露出の高い服を着ていた女性の胸が恋人の腕に押し付けられて形を変えている。そうか、これに負けたのかとテツナは全てを察した。恋人は自他共に認める巨乳好きだった。
男を変えるのは女だとは良く言うが、あまりにもあまりな変貌ぶりだ。一体彼に何があったのだろうかと思うが、言われた内容にショックを受けて言葉が出てこない。
寒空の下で待ち続けたテツナの身体は冷え切っていて、更に恋人――否、元恋人の発言で心まで凍りついたテツナに元恋人は容赦のない発言を浴びせてくる。

曰く、テツナは仕事より自分を大事にしなかった。
一緒に暮らそうと言っても了解しないから欲求不満だった。
彼女はいつでもどこでもやらせてくれるから最高。
不感症のお前よりテクニックがある。
女は身体で男を喜ばせるのが普通。疲れてるからとセックスを拒むお前はおかしい。

クリスマスイブ。周囲にはテツナと同じく恋人と待ち合わせ中の女性も多い。だというのに元恋人の口は止まらない。周囲の視線が完全にテツナに同情的なのも気付いていないのだろう。テツナにとってはどうでもよかった。自分の見る目がなかったんだなと分析できる程度には冷静だった。ここ最近感じていた違和感の正体がわかったのだからむしろ早めに発覚して良かったとも思えるくらいだ。
不思議なことにそう思うと今までの感情などすっかり消えてしまうものである。なるほどこれが冷めるというやつなのかとテツナは新たな事実を発見した。
そうなれば未練などこれっぽっちもない。むしろ一刻も早く縁を切りたいくらいである。だがすんなり別れるには胸の内に溢れた怒りは消しようがない。となれば話は簡単だ。

「わかりました。別れましょう。ですが最後に一発殴らせてください」
「ああ、いいよ。どこでも殴ればいい。これも男の勲章ってやつだよな」

何やら自分に酔った発言が聞こえたが、相手の了承を得たテツナは容赦なく拳を繰り出した。学生時代に部活で重宝した掌底である。あまりの威力に人に向けて撃ってはいけないと言われたけれどそんなものは無視だ。むしろ二股かけた挙句クリスマスイブに別れ話を持ち出すような男には物足りないくらいだ。友人に言えば社会的に抹殺されるだろうからテツナの掌底一つで済むことに感謝してもらいたい。

「さよならです。この最低男!」

抉るように鳩尾に繰り出せば元恋人は蛙が押し潰されたような声を出して地面に沈んだ。仁王立ちするテツナに何故か周囲から拍手が上がる。そして一撃で男を沈めたテツナの攻撃が次は自分に移ると思ったのか、女はピクリとも動かない元恋人を放り出して逃走した。
運命の相手とやらにあっさり置いていかれた元恋人は、親切な通行人数名によって通行の邪魔にならない場所へと移動された。誰も安否を気にしないあたり相当不快だったのだろう。テツナは溜め息をついてその場から離れた。







「ということで、今日から独り身です」

行きつけのバーで事の次第を報告すれば、カウンターの中でバーテンが崩れ落ちた。引き付けになるくらい笑っているが、彼は笑い上戸なのであまり気にしていない。というか他人の不幸でそこまで笑うな不謹慎だ。

「テ、テッちゃん最高…っ、やばい、俺惚れる!」
「そうですか、丁重にお断りします」
「瞬殺!」

床に蹲って悶絶している高尾はこの店のバーテンでありテツナの友人だ。
ライバル校の選手とマネージャーとして当時は親しくはないが頻繁に交流がある程度の関係だったのだが、大学生になってからは何かと接点が増えて現在は友人として親しい付き合いが続いている。
高校時代からハイスペックと評判の高かった高尾は、大学時代にアルバイトとして働き始めたこの店のオーナーに気に入られ大学卒業と同時に就職を決めており、社会人2年で既にフロアマネージャーである。オーナーからは幹部にならないかとの打診もあるというのだから有能なのだろう。テツナから見れば単なる笑い袋なのだが。

「そんなわけで、今日は酔いたいので強めのカクテルお願いします」
「だーめ。テッちゃんアルコール弱いんだからいつもの低アルコールカクテルです」

そう言って高尾が目の前に置かれたのはホットカルーアミルク。
寒い時期に身体を温めるのに最適なカクテルで最近のテツナのお気に入りだ。勿論この店に一緒に来たことがない元恋人は知らない。そもそもテツナが甘い酒を好むことすら知らないだろう。
二人で飲みに行く時は必ず居酒屋。問答無用でビールを頼まれ、つまみは揚げ物オンリー。テツナの好みなど一度も聞いてくれたことはなかった。2年も一緒にいたのに、彼はテツナが揚げ物もビールも苦手だということに気付かないままだった。
テツナの友人は誰もがテツナの好みを知っていたのに、一生を生きていこうと一瞬でも考えた相手がどれほど利己的で傲慢だったかを今更ながらに思い知らされた。

「本当に、ボクは一体彼のどこを見ていたんでしょう」
「それは俺も不思議だった。だってあの男ってテッちゃんの好みとは真逆だったじゃん。顔とかじゃなくて人間的に。我儘だしプライド高いし、そのくせ器は小さいから俺らとテッちゃんが一緒にいると露骨に態度悪くてさ。実はテッちゃんってだめんず好きなのかと心配してた。まあ、流石に金髪ギャル男になるとは俺も思わなかったけど、浮気相手の影響力半端ねー」
「何でしょうね。我儘とかも可愛いと思ってたんですよ。本当に今思い返しても不思議で仕方ありません。男性の友人は多い方だったのにどこで目が曇ったんでしょう」

アクの強い友人ばかりに囲まれていたから平均的な人間に惹かれたのでしょうか、いやいやあの男は平均より下の部類だからねなどと話していると店の扉が開く音がして見知った人物が姿を見せた。クリスマスイブの夜に1人でいるのが不思議な超絶イケメンである。

「黒子っち!!」
「黄瀬君じゃないですか」
若手イケメン俳優としてそこそこ名が売れているためイブも仕事が入っていると言っていたような気がするが勘違いだったのだろうか。
黄瀬は店内をぐるりと見回し、そして黒子と高尾の姿を発見すると大股で近づいてきた。

「黒子っち、良かった、まだいた」
「まだ来て1時間位ですからね」
「涼ちゃんおせーよ。折角テッちゃんがめちゃくちゃ笑えるネタを提供してくれたってのに」
「そこまで笑うのって悪趣味ですよ」
「いやもうこれは笑い飛ばすしかないだろうって」
「それは否定できませんが」

高尾の言うことも一理ある。何せ失恋した本人であるテツナがそれほどショックを受けていないのだ。勿論教訓としてしっかり今後に活かすつもりではあるが、とりあえず当分恋愛をするつもりはない。こうして気心の知れた友人達と一緒にいるのが一番だ。
少し温度の下がったカクテルを一口飲む。猫舌のテツナのために普段なら高尾が作るホットドリンクは若干ぬるく作ってあるのだが、今日のは少し熱かった。おそらく黄瀬が到着するまでに飲み過ぎて酔いが回らないようにとの配慮なのだろう。どこまでもハイスペックである。

「で、高尾っちが急に俺を呼び出し理由って何?」

こっちは大急ぎで走ってきたんスよとぼやきながら黄瀬はテツナの隣に座った。ほぼ同時に黄瀬が好むカクテルが置かれる。テツナはそのカクテルの名前を忘れてしまったが、テツナが一口飲めばひっくり返る程の度数だと聞いたことがある。試しに飲むのも躊躇われる代物だ。

「というか黄瀬君は今日の予定なかったんですか?」
「俺は仕事が何時になるかわからないから予定入れてなかったんスよ。まあそんなに遅くならなかったらここに来れば誰かいるだろうとは思ったけど」
「確かに。このお店って結局みんなのたまり場みたいになってますもんね。かくいうボクも来てますし」

ちびちびと杯を進めるテツナの横で黄瀬が杯を煽る。そしてどこか不思議そうに首をひねり、空になったグラスを高尾へと差し出した。

「高尾っち。これ薄い。いつもと同じのにしてよ」
「まあまあ、今日は酔ったら面白くないぜ」
「はあ?」
「だってテッちゃんの失恋祝いなんだからさ」
「はあああああ?! 何それ?!」
「あれ? 高尾君は説明してなかったんですか?」
「テッちゃんが来た時すぐにメールしたから理由聞いてなかったし。まあ不機嫌そうな顔してたしイブなのに一人だったしで大体想像はついたけど」

そう答えながら高尾は黄瀬のグラスを交換する。おそらくこれも先程と同じく薄めのカクテルなのだろう。
そしてまだ不満そうな顔をする黄瀬に高尾が何やら耳打ちする。黄瀬の目がゆっくりと見開かれていく。そのまま黒子を見て、そして高尾へと視線が戻る。

「な? 酔ったら勿体ないだろう?」
「…確かに」
「何ですか二人して。ボクの不幸を笑いたいなら笑えばいいじゃないですか」
「そうじゃないって。でもまあじっくり飲もうか」
「そうそう。嫌なことは飲んで騒いでぱーっと忘れちゃうに限るっスよ」
「でもテッちゃんはアルコール控えめでね」

そんなことを話しながら杯を重ねること数回、おそらくテツナのドリンクは最後はほとんどノンアルコールだったとは思うが、会話の楽しさと場の雰囲気に気分はすっかり上昇し、クリスマスだからと早々に店を閉めた高尾と黄瀬と一緒に2軒目へと移動した。







   ◇◆◇   ◇◆◇








ふられた原因が身体の相性だということを話したのは何時間前だったか覚えていない。
高尾に話したのは店に入ってすぐだが、黄瀬に話したのはそれから数時間が経過してからだったような気がする。その頃にはテツナも完全に吹っ切れていたのだがやはり自分が欠陥品扱いされたことは面白くなかった。だが事実元恋人とセックスしても気持ち良くなかったのだからそうなのだろう、まあこれから先は恋愛なんてしばらくするつもりないからいいですと啖呵を切ったのだが、それから数時間が経過した現在、テツナは高尾のマンションにいた。
ダブルベッドに高尾と黄瀬とテツナの三人。勿論全員裸である。

「あっ、やぁん…」
「これで不感症、ねえ」
「ぐっちゃぐちゃっスけどねえ」
「ひっ、やぁ、そこ、だめぇ」

背後から高尾に抱えられ胸を弄られ、前からは黄瀬が開いた足の間に指を這わせている。
四本の腕が動くたびに間に挟まれたテツナの身体はビクビクと震えて開いた口からはひっきりになしに甘い声が漏れている。
テツナを不感症と言ったのは別れた恋人だけだが、テツナの身体を知ってるのもその男だけだったためテツナはあっさりとそれを信じた。だがそれに疑問を感じたのは高尾と黄瀬である。何しろテツナは極度のくすぐったがりで、学生時代は桃井の過剰とも言えるスキンシップで何度も騒いでいた。高尾も黄瀬も、そしておそらく他の親しい友人達もテツナは不感症どころかむしろ敏感体質なのだと思っていた。
青峰がふざけて腰を鷲掴みにした時など「ひゃぁん」と可愛らしい声を出して周囲を混乱に陥れ、黄瀬はしばらくその声をオカズにしていたこともある。高尾もおそらく同類だろう。何しろテツナは桃井や相田など女性からのスキンシップがかなり多かったため、そのような場面に出くわすことは珍しくなかったのだ。
だから二人は元恋人の技量不足だと予想はついていた。だがテツナにそう言ったところで「慰めなんていりませんよ、けっ」などとやさぐれた発言しかしないので、こうなったら自分達で試してみようということになったのだ。勿論実地でという意味である。
何故テツナが了解したのかわからない。自我を失くすほど酔っていたわけでもないし自棄になっているわけでもない。高尾があまりにも爽やかに言ったために理解していなかったのかもしれないが、少なくともテツナは高尾のマンションに連れてこられても服に手をかけられても抵抗はしなかった。
もしかしたらテツナ自身も興味があったのかもしれない。不感症などというレッテルを貼られたままでは次の恋愛にも支障があるし結婚も難しい。テツナはしばらく恋愛はしないと言ったが、意外と結婚願望の強いテツナは将来的には結婚して子供も欲しいと思っていることを彼らは知っていた。そのための治療だよと嘯いたのが功を奏したのかもしれない。方便だとばれた日にはイグナイト確実だろう。

だがそうやってテツナと肌を合わせて感じたのは、やはりテツナは敏感過ぎる程に感じやすい体質だったということだ。
 黄瀬がキスしただけで腰が砕け、胸を軽く揉んだだけであえかな吐息が漏れ始めた。
 肌はしっとりと潤み男の思うままに乱れる姿ははっきり言って眼福だ。テツナは巨乳ではないけれど細い割には胸もあるし、何よりもウエストから腰のラインが素晴らしく美しい。日に焼けない肌は真珠のように白く、そんな身体が男の指に翻弄されて悶える姿を見て喜ばない男がいるだろうか。
そして黄瀬と高尾は思う。
こんなに敏感なテツナを少しも感じさせることのできない男は、どこまで下手だったのだろうかと。

「黒子っち、そろそろ挿れてもいい?」
「ふぁ、あっ」
「あらら、テッちゃんトんでるじゃん。まだ挿れてねーのに」

前戯だけで何度もイかされたテツナの視点は虚ろで二人の声も良く聞こえていないようだった。意識がない状態で抱いてもテツナの記憶には残らないだろうと、正気に戻させるために口移しで水を飲ませた。こくんと喉が嚥下してゆっくりと焦点が合っていく。

「………ぁ」
「黒子っち戻った?」
「きせ、くん…?」
「そろそろ抱きたいんスけど、いい?」
「いいも何もここまで来たら…………………ちょっと待ってください」

熱と快楽に溶けてた瞳が黄瀬の下半身に向けられた瞬間、テツナの顔が目に見えて強張った。
そしてそのまま高尾の下半身へと向けられゆっくりと二人の顔を見上げる。

「黒子っち?」
「テッちゃん?」
「……まさかと思いますが、ソレ、本物ですか?」

恐る恐る指を刺すのは勿論彼らの息子である。処女じゃないのに何を今更と思いつつ頷けばテツナがずざざ、とベッドの端まで後退した。

「無理です、ムリムリムリムリムリ!! 絶対入りません!!」
「はあ?」
「何で?」
「だって、ボクの知ってるものの倍の大きさです! 裂けます! 死んじゃいます!」

枕を抱きしめてぶんぶんと首を振るテツナに最初こそ驚いていたものの、言葉の意味を理解すると自然と笑みが浮かんだ。成程、やはり二人の読みは正しかった。
テツナの元恋人は性的なコンプレックスを抱えていたのだろう。どのくらいのサイズかは不明だが平均以下であることは間違いない。高尾は体格の割には大きい自覚があるが、それでも平均の倍ではない。黄瀬も似たようなものだ。平均以上だけれど倍ではない。つまりはそういうことである。
高尾がテツナを背後から抱きしめ、黄瀬が腕から枕を奪い取る。

「あっ?!」
「こんだけ濡れてれば痛くないし、俺達を受け入れてよ」
「だって…、前の彼と、その…エッチする時、いつも凄く痛かったんです。だから…」
「怖いの?」

こくんと頷いたテツナに顔も覚えていない元恋人への怒りが再燃してくる。
前戯で感じなかったテツナの身体は当然のことだが内部も濡れない。そういう時のためにローションがあるのだが元恋人はそれすら使うことすらなく強引に捩じ込んだらしい。受け入れる準備の出来ていない身体にはかなりの負担だろう。
その証拠にすっかりテツナはセックス恐怖症になっている。黄瀬と高尾の愛撫で不感症でないことは判明したし腹も括ったが、それでも引き裂かれるような痛みに対する恐怖心は拭えない。
高尾が慰めるようにテツナの頭を撫でる。黄瀬が緊張をほぐすように顔中に口づけを落として甘く囁いた。

「大丈夫だよ。女性の身体は男を受け入れるようにできてるんだから」
「そうだよ。それにかなり濡れてるから痛くないって」
「でも…」
「痛かったら途中で止めるから、俺達を信じて」
「う……、わかりました」

テツナは観念した様子で頷いた。先程まで蕩けていた身体はガチガチに固まってしまっていたが、快感を覚え始めた身体は再び染まるのも早かった。
強張っていた足から力が抜けシーツが濡れるほどに愛液を溢れさせた秘所に黄瀬が己の分身にゴムを被せるとゆっくりと挿入した。

「ぁ…はいって、くる…」
「うわっ、キツ…」
「どう? 痛くない?」
「ぃ、たくはないですけど、おっきくて、くるしいです」

元々狭い上に未体験のサイズにテツナのナカはきゅうきゅうと締め付けてくるが、幸い痛みは感じていないようである。時間をかけて先端を含ませてしまえば後は簡単だった。奥まで入ってテツナの息が整うのを待って律動を始めた。

「あっ、んんっ、ひゃぁっ」

黄瀬が抽挿するたびにテツナの口から声が洩れる。すぐに色を含んだ吐息となり黄瀬の動きに合わせて腰が淫らに揺れた。内部はしっとりと濡れて黄瀬を離さないとでも言わんばかりに蠢いている。

「やべっ、もたない…っ」
「マジ?」

中学からの想い人との初体験ということを抜きにしても悦すぎた。
慣れない身体に負担をかけないようにという思ってはいるが身体が言うことを聞かない。ようやく手に入れた愛しい人を味わい尽くそうと貪欲に腰が動く。ギリギリまで引いては最奥へと叩きつける。先端に感じる子宮口をグリグリと捏ね回せばテツナの背が大きく仰け反った。どうやらイったらしい。それまでとはまた違う快感の波に呑まれて痙攣するテツナの身体は収縮を繰り返す。処女のような締め付けに我慢できず、黄瀬は避妊具の中に熱を放出した。

「あ…ん、きせくんの、ビクビクって…すごい…」
「ちょっ、そういうこと言わないで」

テツナの可愛い口から出てくる淫語に一度果てた分身が再び熱を持ってくるのがわかる。このまま腰を動かしたい気持ちは強いが強い視線を感じて黄瀬は渋々テツナから離れた。

「テッちゃん、気持ち良かった?」
「は…い、こんなの初めてでした」
「じゃあ、今度は俺を感じてね」
「え……や、あぁぁぁ!」

ベッドに沈んでいたテツナの足を持ち上げて高尾が一息に貫いた。抉る箇所が変わったことにより先程とは違う快感にテツナが悲鳴を上げる。そのまま抱き上げるように膝の上に落として対面座位の形を取らせると下から大きく突き上げた。

「やっ、まっ、はげしっ」
「奥まで届いて悦いだろ?」
「おくのほう、こつん、って…、あっ、すごいぃ」
「テッちゃん、マジエロい。すっげぇ可愛い」
「ふ…あぁんっ」

黄瀬と同様高尾もすぐに果てたが、若い身体は回復力が早いのかその後も体位を変えて幾度も二人でテツナを貪った。経験豊富な二人の男性によってテツナの身体はあっさりと陥落し、言われるままに受け入れて甘い声を上げ続けたテツナが解放された頃には空は白み始めていた。
体力の限界だったテツナはそのまま泥のように眠り、黄瀬と高尾はそんなテツナの横で密談を交わす。



「俺、手放すつもりないっスよ」
「俺だって。高校の時からずっと欲しかったんだからな」
「こっちは中学からっスよ。年季だったら負けないっス」
「出会った時間が早いかどうかなんて関係ねえよ。要はどれだけテッちゃんを想ってるかってことだろ」
「想いの強さだって負けてないっス。言っとくけど、一生手放さない予定だから」
「それはこっちの台詞」
「……」
「……」
「ということは」
「それしかないよな」



その後何やら言葉を交わすと、男達はそれぞれテツナの隣で眠りについた。





目が覚めたテツナは黄瀬と高尾の両方から三人での共同生活を持ち掛けられ、了承するまでひたすら啼かされることになるのだがそれはまた別の話。


  • 15.02.28